レトロの魅力溢れる家具
ヴィンテージ家具のパイオニアはウィーン6区にあるリヒターローで、1990年以来、20世紀の国際的デザイン製品を扱い、とりわけ1920年代から1970年代までの家具を重点としています。グンペンドルファー・シュトラーセにある700 m²のショールームには、オスワルド・ヘルトルの椅子やトーネットのテーブルなど、数々の貴重なヴィンテージ家具が揃っています。
ヴィンテージェリーでは全ヨーロッパのデザイナー製品を集め、マリアヒルファー・シュトラーセ近くの店舗で紹介しています。家具、照明器具、子供用玩具、インテリア・アクセサリー、電気製品に加え、ネルケンガッセの地下フロアにはモペットや自動車もあります。4区にあるギャラリー・ラウムインハルトには、20世紀のクラシック家具に加え、ローランド・ライナーやカール・アウベックなどオーストリア建築家のデザイン製品も修復・展示されています。
1930年から1980年までの家具は、5区のバナナスで購入できます。アルネ・ヤコブセンの椅子「アント」やエームズの「ワイヤー・チェアー」など。7区にあるデザインクイストは小さいながらも魅力溢れる店舗で、1950年代から1960年代までのスカンジナビア・ヴィンテージ家具を専門としています。デンマーク、スウェーデン、ノルウェイ、フィンランドの日用品やインテリア・アクセサリーが豊富です。