観光案内所は現代建築のホットスポット
デルガン・マイスル・アソシエーテッド・アーキテクツ(DMAA)の設計は、明快なラインを打ち出しています。エレガントなデザイン、最高品質の建材、優れた機能性が、アルベルティーナ広場の新たな観光案内所を構成する要素です。チャームポイントは、うろこ状に波打つ真鍮製の壁面です。これは多面的な機能と変化に富む視覚効果によって、多彩な魅力に富むウィーンをも表現し、ソフトなゴールドの光に包まれています。輝く空間を見事に演出しているのは445個のLEDランプです。
内部は機能的に2つの領域に分かれ、ライト・インスタレーションがオリエンテーションとなっています。ラウンジやソファで、ゆっくり資料を検討することもできます。4つの大きなスクリーンには、観光案内のビデオが映し出され、13ヵ国語によるウィーン市観光局のウエブサイトは、4つのタブレットでご覧いただけます。もちろん、無料W-Lanもご利用いただけます。
ウィーンの6つの建築事務所が参加したコンペティションで1位を獲得したDMAAは他にも、ウィーン5区にあるフェスティバルホール「Ray1」、シュトゥットガルトの新たなポルシェ博物館、アムステルダムのEYE映画研究所なども設計しています。