鼓動が高鳴ると
どうしたらこれほどインプルスダンス・ワークショップに夢中になれるのか?
一度参加すれば、間違いなくヴィールスに感染するでしょう。ダンスに夢中な人はすぐにはまってしまうでしょう。初心者にとっては、ベーシックコースがいいでしょう。多くの友だちが勘違いしていることがあります。インプルス・ダンスはプロのためのワークショップであると思っているのです。
250ものワークショップを開催:お気に入りはどれですか?
私のお気に入りはサリム・ガウロースのコンテンポラリー・ジャズです。それにストリート・ジャズも好きです。一度ジャーメイン・ブラウンのフェム・ファンクのコースを受講したことがあります。とてもフェミニンなダンススタイルで、とてもクール。それに、とても自信が持てる感じで、芯から女性になった気がします。そのコースでは、ハイヒールを履いて踊りました。
ダンスと涙と:もう限界に突き当たってしまいましたか?
私はプロのダンサーではありませんが、上級者のワークショップにも参加しています。私の隣で国立歌劇場のダンサーが簡単に三回転しても、私は二回転しかできません。それでも楽しいのです!
肉体的な限界に突き当たります。ヒザは傷だらけ、足指には水ぶくれ、あちこちに青あざはできるし、体中が痛いです。ボーイフレンドは「何でそこまでしてやるの?」って聞いてきます。でも、私を見ると、顔が情熱で輝いているのです。
ワークショップにはどのような人が参加していますか?
いろいろな人と出会います。ストリート・ジャズのクラスでは参加者もものすごくクールな動きをします。みんなオシャレだし。ある時、隣でダンスしていた人は弁護士で、いつもはスーツを着て仕事をしていると知りました。インプルス・ダンスではみんな一緒です、若くても、年上でも、プロのダンサーも初心者も。感じのいいコミュニティーです。
ダンスしている時に頭と体はどうなっていますか?
踊り始めると、電話のことも予定のことも忘れてしまいます。自分の世界に入り込んでいます。瞑想と似ていますが、振付家に付いていくためには、全身で集中しなければなりません。それでも、いつでもどこかで解放される瞬間があります。本当に自分は今ここにいるのだと実感します。プライスレスな時間です。
インタビュー:スザンナ・ブルガー