ウィーン旧市街の中庭

ウィーンで最も美しい中庭の数々

足を踏み入れて一息:賑やかな通りに面した門を通って中庭へ入ると、そこは静寂のオアシス。
ウィーンの古い民家の中庭は、丁寧に修復され、行き届いた手入れで愛らしい雰囲気を漂わせています。
ウィーンに典型的なのは、パウラッチェと呼ばれる中庭に面した回廊で、ここから、それぞれの住居へ入るようになっています。幾つかの中庭では両側に門があって、並行する2つの通りを結ぶ「抜け道」となっています。
これは、土地に詳しい人たちにとって、便利な近道を提供しています。とりわけ美しい中庭は、旧市街に見られます。

シュテファン大寺院の南東にあるブルートガッセ界隈は、旧市街でも最も古い部分です(ブルートガッセ、シンガーシュトラーセ、グリュナンガーガッセ、ドームガッセ)。ブルートガッセ3番地の門の奥には、17世紀に造られた美しいパウラッチェンハウスがあります。
また続くシンガーシュトラーセにも、数々の歴史的な中庭があります。シンガーシュトラーセ7番地はドイツ騎士団の家で、2つの中庭を備え、外観は17世紀の建築様式です。
シンガーシュトラーセ11番地の中庭には、見事な栗の木が立っています。
シンガーシュトラーセ16番地はバロック様式のノイパウアー・ブロイナー宮殿で、パウラッチェのある美しい中庭が見られます。

ヴァイブルクガッセ16番地のロマンチックな中庭には「雑貨商(フェアミッシュテ・ヴァーレンハンドルンク)」があり、プレゼントやお土産に最適の愛らしい小物が並んでいます。
ブラウナーシュトラーセ3番地の中庭には、ヨハン・ネポムク・ネストロイの生家があります。彼は俳優、劇作家、風刺作家で、その皮肉な筆致は、典型的なウィーンのエスプリを表しています。
エレガントなパウラッチェンホーフは、鋳鉄細工の格子、壁に付けられた泉水、垂れ下がる植物の蔓などによって、美しく飾られています。
とりわけ見事な鋳鉄細工はベッカーシュトラーセ7番地にあります。これは16世紀に建てられたルネサンス様式の民家で、中庭の回廊を飾る鋳鉄細工は、ビーダーマイヤー時代の画家フリードリヒ・アーメリンクが収集したものです。
その近くでは、大規模な中庭ハイリゲンクロイツァーホーフが、シェーンラテルンガッセとグラスホーフガッセを結んでいます。
美しい中庭の数々は旧市街以外でも見られます。

ショッピングゾーンとして知られるマリアヒルファー・シュトラーセでは、ライムントホーフ(ウィーン6区、マリアヒルファー・シュトラーセ45番地)が数々の中庭を有し、ヴィントミュールガッセへの抜け道となっています。これらの中庭には、数々の愛らしい店舗がオープンしています。
7区では、3つの中庭が、ノイシュティフトガッセ16番地とレルヒェンフェルダーシュトラーセ13番地を結んでいます。美しいシャニガルテンのある中庭のカフェには、南国的な雰囲気が漂います。
もっと静かなのは、1874年に建てられたアードラーホーフで、階段状に並ぶ5つの中庭を10の階段が結びつけ、ズィーベンシュテルンガッセ46番地からブルクガッセ51番地へと抜けることができます。 

ドイツ騎士団の家
ドイツ騎士団の家
ネストロイの生家
Nestroy's Birthplace
シェーンラテルネンガッセからハイリゲンクロイツァーホーフを見る
シェーンラテルネンガッセからハイリゲンクロイツァーホーフを見る
昔の面影を残す中庭通路
ライムントホーフ
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