シェーンブルン宮殿 経営責任者クラウス・パンホルツァー氏
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「静寂の宮殿」

何週間か前には、想像すらしなかった事態になり、特別展も延期されました。現在の状況を、経営責任者のクラウス・パンホルツァー氏に伺いました。

パンホルツァーさん、誰もいない宮殿内を歩く時はどんな気持ちで、何が頭に浮かびますか?

今という一瞬を生きる感覚でしょうか... ほんの数日前までは、観光客の皆さまやスタッフが、シェーンブルン宮殿内や庭園を活発に行き来していましたが、今は沈黙あるのみです。ある程度の悲観はあるものの、シェーンブルン宮殿を運営するSKB(Schloß Schönbrunn Kultur- u. Betriebsges.m.b.H.)の立場から、ポジティブ思考に基づき、常に対応策を考えるよう勤めているため、どのような機会でも有効に活用し、文化セクターや観光局のパートナーと協力し合い、この危機から脱し、明るい未来を開く道を模索しております。そんな中、特に感じたことは、シェーンブルンの際立つ美しさが、確かな未来を感じさせてくれ、私たちを勇気付けてくれるということです。

シェーンブルン宮殿を見学できないことを知った観光客の最初の反応、そして、現在の反応はいかがですか?

お客様の反応は驚くほど協力的でした。もちろん、現時点でシェーンブルン宮殿を見学できない残念さはありますが、理解してくださるだけでなく、励ましの声さえかけていただきました。また、チケットシステムを利用して、自動キャンセルとリファンドを迅速に手配できましたので、すでにチケットを購入されていたお客様に、面倒な手続きなしで料金を払い戻すことができました。ミーティングやイベントの運営分野では、ビジネスパートナーに負担がかかり過ぎないよう、相互協力的な対応を心がけました。様々な分野から励ましの言葉をいただき、大変感謝しております。

この状況下で、シェーンブルンに憧れる皆さんを魅了し続けるために、何かお考えですか?

現在は、人と人との距離を保たなければならない状態ですので、代替案を考案しました。それは、バーチャルの世界でハプスブルク帝国の遺産をお楽しみいただくことで、その機会を増やせるよう努力しております。私どもの目標は、世界中の皆さまに、巡回展やそれに付随したデジタル体験を通して帝国の遺産を見て、お喜びいただくことです。例えば、最近「シェーンブルン宮殿デジタル体験」に特別な焦点をおき、観光・文化企業として時代の最先端をリードしております。ですから、お客様にバーチャル散策をご利用いただき、インタラクティブで情報満載のウェブポータル「ハプスブルクの世界」に浸っていただき、存分にお楽しみいただいております。

現在、宮殿スタッフの皆さんはどうされているのでしょうか? どんな雰囲気ですか? 

当社は、信頼できる雇用主であり、団結の強い企業です。スタッフはもちろん現在のコロナウィルスの状況には不安を感じてはいますが、早めに万全を期した対策を講じておりますので、その点は安心しております。また、職場である宮殿の閉鎖により、ホームオフィスを実施し、休職や時短勤務を余儀なくされておりますが、近年、シェーンブルン宮殿の人気は上がり続けており、今後もそれが継続するだろうという期待感があります。それは何より、文化的な観光事業において、世界最高の旅行目的地に数えられる憧れの場所をつくり、地元のお客様にも常にお楽しみいただけるよう配慮しているからです。

今後の数か月間で、何が大きな課題になるとお考えでしょうか?

経済的に変動しやすい不安定なグローバル社会において、役員、従業員、ビジネスパートナーやお客様の皆さまと共に、全ての分野で高い柔軟性と一貫性のバランスを保つことが課題だと考えています。そして、私は団結の力を信じています。ですから、これから皆さまと共に多くを成し遂げることを確信しています!

バーチャル散策

「ハプスブルクの世界」

シェーンブルン宮殿 (Schloss Schönbrunn)

Schönbrunner Schlossstraße, 1130 Wien
  • Vienna City Card

  • 営業時間

    • 無休, 09:30 - 17:00
  • バリアフリー

    • メインエントランス
      • 段差なし
    • 駐車場 メインエントランス
      • 身障者用駐車スペースあり
    • エレベーターあり
      • 95 cm 広い と 139 cm 深い , ドア 90 cm 広い
    • その他
      • 盲導犬同伴可
      • バリアフリーの入口付き障害者用トイレあり
    • 障害者向け特別サービス

      Free wheelchair rental – contact attendant at main portal (3 wheelchairs) or at Hietzinger Tor and at Meidlinger Tor (1 wheelchair each).
      Supplemental devices available for the visually impaired. Tours for visitors with with disabilities or special needs on request.
      Museum Sign Language Guide available in ÖGS and IS for the Imperial or Grand Tour, prior reservation recommended, further information:
      https://www.schoenbrunn.at/en/visitor-information/barrier-free-access/

    • 注記

      Access to all exhibition rooms: no steps. Freight elevator for extra wide wheelchairs: door width: 160 cm, cabin depth: 220 cm, cabin width: 156 cm.

      Visitors' center in the Gardetrakt by the main gate, stepless access, door width: approx. 144 cm, wheelchair-accessible restroom can be reached by wheelchair platform lift – platform 110/140 cm, door width: 90 cm in the corridor area and 94 cm to the outdoors, accessible from outside with a Euro-Key.

       

       

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