ウィーン、リング通りを走るトラム
© WienTourismus/Peter Rigaud

評価:住みやすい都市

1. ウィーンの中はどこも環境に優しい公共交通

全長1,150キロを地下鉄5路線、路面電車28路線そしてバス129路線が走行。最も人里離れた場所までも、環境に優しく、信頼できる公共交通機関で行くことができます。しかも料金も非常に手頃です。年間乗り放題チケットを持っていれば、一日1ユーロしかかかりません。しかも、ウィーンの公共交通は夜通し運行しています。平日は終電が出発した後は、利用者が帰宅できるように深夜バスが運行します。金曜・土曜と休日前の夜にはウィーンの地下鉄5路線が、夜更かしした人を自宅のベッドのそばまで運んでくれます。

2. 山から直接 

ウィーンでは、(ウィーンのワインに次いで)一番の飲み物は水道の蛇口から直接飲める新鮮な湧き水です。ニーダーエースターライヒ−州とシュタイヤーマルク州の境にあるアルプスから2本の水道管を通って、毎日40万立方メートルの新鮮な湧き水が町に供給されます(満タンの浴槽およそ250万個分)。市内1,000か所にある水飲み場ではいつでもこの水を味わうことができます。ウィーンは世界で初めて飲料水を憲法擁護の対象としました。

3. グリーン、グリーンがいっぱいのウィーン

草木が青々と茂る・・・ウィーンには990の公園や緑地、30万本の木、数えきれないほどの芝生、森そして畑があり、世界でも最も緑の多い首都の一つです。市街地の53%は緑地です。リング通りに沿って数多くの公園やウィーン・プラーターがあり、中心部からもすぐに緑の多い場所に行かれます。ヨーロッパでも最後の手つかずの河畔林の一つとされるローバウがあり、ウィーンはドナウ・アウエン国立公園の一部にも含まれています。また、ウィーンの森の一部は絶滅の危機にある多くの動物たちの生物圏保存公園に指定されています。

4. 体を動かすのが好き

スポーツも色々楽しめます。ウィーンの森はハイキングをする人やマウンテンバイクに乗る人にとっての楽園。市内には標識の付いた11のハイキングコースがありますが、そのうちのいくつかもウィーンの森に通じています。山の空気を満喫したい人にはカーレンベルクの空中アスレチックがあります。隣には新しく3D弓術公園が作られ、新たなハイライトになっています。ここでは目標を射止めるのはマスト!水浴は市内の各所にある屋外プールや近くの湖水そしてドナウ川で楽しめます。また、じっとしていられない人は、ジョッギングあるいはインラインスケートをしにプラーターのメインストリートやドナウ・インゼルに出かけます。旧ドナウ川ではスタンドアップ・パドルで運動神経を試すこともできます。

5. キュウリの都

ウィーンは100万都市ですが緑地のおよそ3分の1、町全体の面積の15%は農業目的で使われており、農業も盛んです。645の造園‐、ブドウ栽培/ワイン醸造‐と野菜や果樹の生産農家があり、市内に豊富な種類の野菜、果物、穀物そしてワインを供給しています。ウィーンではオーストリア全土で消費されるキュウリの大部分が生産されており、年間28,700トンと文字通り「キュウリの都」なのです!

6. ウィーン料理の星付きレストラン

ウィーンはダイエット休暇を過ごすのに適しているとは言えないでしょう。ウィーンは世界でも唯一、料理の総称に町の名前が付いています。「ウィーン料理」です。ウィーンには星付きのレストランも数多くあります:市立公園(シュタットパーク)の中にあるハインツ・ライトバウアーの「シュタイラーエック」、ユアン・アマドールのレストラン「アマドール」、あるいはコンスタンティン・フィリッポのお店などは星のお墨付きレストランのほんの一例に過ぎません。もっとローカル色の強いお店が好みの人には、多くのレストラン、食堂、居酒屋などがあり、お腹を空かせた来店者のために様々な料理を用意しています。

7. ウィーンのオレンジ色作業着

生活の質が高いためには、街が清潔であることも重要です。市の廃棄物処理・道路清掃・車両局MA48は市民から称賛されている部局です。ウィーンのゴミを市外の処分場まで、これほどクールな職員たちが運んでいる町は他にはないでしょう。オレンジ色の作業着の「清掃作業員」は年間12万回清掃車を動かしています。距離にして900万キロメートル、二週間ごとに月までの距離を走っている計算です。

8.ウィーンの修業に終わりなし

ウィーンにある10の総合大学、5つの専門大学と5つの私立大学ではおよそ20万人が学んでいます。ウィーンはドイツ語圏における最大の大学都市です。大学都市ウィーンは発展し続けています。2019年秋には高い評価を得ている中央ヨーロッパ大学(CEU)がウィーンに移転して来ました。CEUのマイケル・イグナティエフ学長はウィーンに夢中で「ウィーンは大学、企業そして国際機関のための国際的拠点です。ウィーンにキャンパスを置くことで、CEUの教授陣と学生たちに素晴らしい新たな可能性が開けます」

9.ウィーンの中の世界

ウィーンはヨーロッパの中央に位置し、交通のアクセスもよく、また生活の質の高さが評価され、国際機関(国連など)やグローバル企業が好んで立地場所に選んでいます。国際性が高いおかげで、ウィーンは国際会議、各種大会や企業イベントの開催場所に選ばれることも多く、年間で4,500以上開催されています。国際会議協会(ICCA)のランキングによれば、2018年の開催件数でウィーンはパリに次いで2位にランクインしています。また、UIA(国際団体連合)の統計によるとウィーンは4位となっています。3か所の素晴らしい国際会議センター(オーストリアセンター・ウィーン、ホーフブルク王宮、メッセ・ウィーン展示&会議センター)の他にも歴史的なそして近代的なイベント会場が多数あります。

10.果てしない数の芸術

100の美術館におよそ250のコンテンポラリー・アートギャラリー、年間15,000回以上のコンサートと80のフェスティバルを開催、コンサートホールの座席数は10,000、3つのオペラハウス、およそ120の舞台(音楽&演劇)、28の城、163の宮殿。これ以上の芸術や文化は考えられないでしょう。いや、断じて考えられません。この中でも特筆すべきは、グスタフ・クリムト、エゴン・シーレそしてブリューゲルの世界最大のコレクションです。ウィーンの旅では必見です。

多くの国際的なランキングでウィーンは生活の質の高い都市の1位にランクインしています。

  • 2017: モノクル誌では世界における生活の質の高い都市で3位を獲得。
  • 2018: LGBT最大の旅のプラットホームGayTravel.comにおいて「2017世界で一番の目的地」に輝く
  • 2019: エコノミスト誌調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)で世界一住みやすい都市に選ばれる。
  • 2019: 世界的に活動するコンサルティング会社ローランド・ベルガーによる 「スマートシティ・ストラテジー・インデックス」で1位にランクイン。

文:アンゲリカ・レヒナー

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