ウィーンが再び首位に
同誌の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が2004年から毎年発表している「世界で最も住みやすい都市」ランキングは、世界140以上の主要都市を比較するもので、世界的に高い評価を得ています。2022年6月、そのランキングでウィーンは首位に返り咲きました。すでに2018年と2019年にヨーロッパの都市として初めて1位を獲得しているウィーンは、メルボルンに代わり、7年ぶりに「最も住みやすい都市」となりました。医療、教育、インフラ、文化などの基準に加え、とくに治安と安定性といった面でポイントを獲得しました。
2位から5位には、コペンハーゲン(デンマーク)、チューリッヒ(スイス)、カルガリー(カナダ)、バンクーバー(カナダ)がランクインしています。ウィーンは米コンサルティング会社マーサーの「世界生活環境調査・都市ランキング」ですでに上位を占めてきましたが、今回は「世界で最も住みやすい都市 2022」でも首位を獲得しました。