オペラ座舞踏会で踊る人々

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ウィーンの舞踏会

11月11日、舞踏会やダンス愛好家にとって新たなシーズンが開幕。この日、旧市街の路上ではワルツが踊られます。カーニバル(ファッシング)期間の開始とともに本格的舞踏会シーズンが始まり、1月と2月に最高潮を迎えます。ウィンナーワルツの4分の3拍子だけでなく、モダンな音楽、ディスコ音楽も登場します。

ウィーンの舞踏会開催は延べ2000時間、心ゆくまでダンスをお楽しみいただけます。

舞踏会シーズンの開幕を告げるのはウィーン煙突掃除士舞踏会です。驚くにはあたりません。菓子製造組合のボンボン舞踏会から重量挙げ舞踏会まで、ウィーンではほとんど全ての職業グループに独自の舞踏会があるのです。

ホーフブルク王宮では特に多くの舞踏会が開催されます。こうした伝統的舞踏会は、華やかなセレモニーとしての式次第に則って進行します。女性はイブニングドレス、男性はタキシードか燕尾服着用が定められています。オープニングには、白いドレスの女性と正装の男性による若いカップルのグループがポロネーズを踊ります。この後、主催者による「アレス・ワルツァー」の言葉で、全ての人々が踊り始めます。合間には様々なショーや余興があります。特に人気が高いのはヨハン・シュトラウス「こうもり」カドリーユです。これはダンススクールのインストラクターたちの指示に従って参加者が一斉に踊るもので、最後には大混乱になり、皆で大笑いしながら終わります。

さあ踊りましょう!

狩猟協会舞踏会では、カラフルな民俗衣装の人々がホーフブルク王宮に集います。とりわけ洗練された雰囲気で定評があるのはカフェハウスオーナー舞踏会です。既に伝説的な存在となっているのはオペラ座舞踏会で、観客席に座るだけではなく、音楽界のスターたちとともに「インサイダー」の気分を味わえます。芸術家から大統領まで、著名人たちが集まるこの舞踏会の様子は、オーストリアのテレビで生中継されます。

ウィーン・フィル舞踏会楽友協会で開催されます。世界に名高いオーケストラのメンバーが演奏するのはオープニングのみ。この日は彼らも踊りたいのです。この美しい楽友協会ホールでは、産業技術の舞踏会も開かれます。

100回目の花の舞踏会では ウィーン市庁舎 が巨大な花の海に姿を変えます。市庁舎で踊る機会はもうひとつあります。このイベントに先がけて開かれる大晦日ガラパーティーです。ウィーン学問の舞踏会 も市庁舎で開催されます。クアサロン・ウィーンはかつてシュトラウス兄弟が大成功を収めた場所、今は ヨハン・シュトラウス舞踏会 でワルツが踊られます。

https://www.youtube.com/watch?v=Es1nJfRF6Wc

一夜が明けると・・・

舞踏会の終わりにも伝統があります。会場の照明が暗くなり、ゆっくりしたテンポのワルツが演奏されます。魅惑的な一夜を過ごした人々は、スナックスタンドのソーセージやカフェハウスのグーラッシュで翌朝を迎えるのです。

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