ウィーン楽友協会
全世界の音楽ファンに知られるウィーン楽友協会は、最も伝統豊かなコンサートホールのひとつで、世界トップレベルの演奏家のみが登場します。リング通りに近いカールスプラッツの広場に面した建物は、1870年に建築家テオフィル・ハンセンの設計で完成、列柱、破風、レリーフで飾られた歴史主義様式です。
黄金のホール
楽友協会大ホールは「黄金のホール」とも呼ばれ、豪華な内装で知られています。アポロを中心にミューズたちが天井を飾り、黄金に輝く列柱は古代の女人柱を再現しています。内装ばかりでなく音響も素晴らしく、ここで聴くコンサートは、世界でも類稀な音響体験となります。
黄金の大ホールでは毎年、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートが開催され、全世界数百万の音楽ファンがテレビ中継を楽しみます。元旦以外の364日にも、楽友協会は最高レベルのコンサート会場となります。ウィーンのトップオーケストラとともに: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 、 ウィーン交響楽団 、そしてウィーン放送交響楽団。国際的なトップスターたちも定期的に登場します。ピアニストの ユジャ・ワン にとっても、楽友協会は音楽の都ウィーンに不可欠な存在です。ウィーン楽友協会はもはや クラシックの殿堂 であるだけに留まりません。
グラス、メタル、ストーン、ウッド
楽友協会には、親密な雰囲気が魅力的な 4つの新しいホール があります。出演者との距離がとても近いのが特徴です:ガラス・ホール、金属ホール、ストーン・ホール、木製ホールがあります。プログラムの中心は若手アーティストの紹介に置かれています。たとえば、今や世界的に知られるソプラノ歌手アンナ・プロハスカも、ガラス・ホールでデビューを果たした一人です。
楽友協会の4つのホールではジャズ も演奏されます。また、 語りのパフォーマンス も- 俳優、作家、音楽家たちが自作を朗読したり、物語を語ったり、音楽にまつわる話をします。
また、新ホールは 若い観客 にも人気で、230回を超える児童・青少年向けコンサートは、次世代を音楽の世界へと誘っています。
ウィーン楽友協会館内ツアー
日曜日を除くほぼ毎日開催される45分間の ガイドツアー (ドイツ語および英語)は、コンサートのない時間に壮麗な楽友協会の建物を知る貴重な機会を提供します。ツアーでは興味深い知識や華やかな逸話も紹介されます。
楽友協会と並んで、ウィーンには多くの魅力に富むコンサートホールやイベント会場があります。中でもコンツェルトハウスは楽友協会と並ぶ双璧です。
- Musikvereinsplatz 1, 1010 Wien
- tickets@musikverein.at
- http://www.musikverein.at
営業時間
The Box Office is open 9am-7pm (Monday-Friday) and 9am-1pm on Saturdays.
For all concerts organised by the Musikverein the Box Office opens one hour before the beginning of the performance (also on Saturday, Sunday and on public holidays).
バリアフリー
段差なし
via ramp, automatic sliding door (opens with button from the outside)
スロープ 164 cm 広い
盲導犬同伴可
バリアフリーの入口付き障害者用トイレあり
Ring the bell by the entrance to the concert box office (Bösendorferstr. 12); the box office staff will come to assist with ticket purchases at the door.
Wheelchair-accessible elevator: to all floors. Brahms Hall: 6 wheelchair seats. Grand Hall: 2 wheelchair seats in orchestra, about 16 in balcony. Glass Hall/Magna Auditorium: 4 wheelchair seats.
Visit with seeing eye dog: please give notice in advance.