こんにちのミュージアム・クォーター（MQ）には波乱に富んだ歴史があります：1725年にエルラッハ出身の著名なウィーンのバロック建築家ヨハン・ベルンハルト・フィッシャーによって、皇帝の厩舎として建てられ、1922年にはメッセ宮殿として機能を変え、1998年に少しずつ、今の姿へと移り変わりました：歴史的な基礎の上に現代的な美術館が立ち並ぶ、都会的で活き活きとした場所です。堂々とした355メートルの建物正面はウィーンで最も長いバロックの建物正面なのです。全部で8つある内庭のうち、主庭は特に際立っています。ここには2000年頃の転換期に、 レオポルド美術館 と 近代美術館 ルードヴィッヒ財団ウィーン(mumok) が新しく建築されました。中庭を繋ぐ通路やMQ前の広場でも文化体験が散りばめられています。

9万平方メートルの敷地と50を超えるこの地に根を下ろす文化施設によってミュージアム・クォーターは世界屈指の大きさを誇る芸術、文化エリアなのです。レオポルド美術館とmumok、 クンストハレ・ウィーン と ウィーン建築センター（AzW） の他にも、 芸術、文学、音楽、建築、デザイン、ダンス、演劇、パフォーマンス、アート、新しいメディア、子供向け、そしてレジャー 、幅広い分野を網羅する多くの文化施設があります。MQ では数えきれない空間や体験スペースが用意されています。ミュージアム・クォーターウィーンの展示ルーム、MQ自由スペースでは現代芸術の展示が行われ、現代社会政治的テーマが提示されます。 

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町のオープンエア・リビング

ウィーン１区に隣接し二つの地下鉄駅がアクセスするミュージアム・クォーターは、活気があり、開かれた未来志向のエリアであり、ウィーンを訪れる人にも、ウィーンに住んでいる人にも同じように愛される場所です。24時間、出入りは自由です。暖かい季節に設置される鮮やかで、象徴的な MQ家具 （エンジー）は、ゆったりと寛ぐのにピッタリです。食事や飲み物は数えきれないミュージアム・クォーターの レストラン で提供されます。エリアとその周辺への一番の眺望を楽しむことができるのは、レオポルド美術館の上にある眺望「MQリベレ」です。

MQの色鮮やかな活動は季節ごとのプログラムに支えられています。たとえばクリスマス前にはポンチ売店やカーリングレーンが出現する 冬のミュージアム・クォーター（MQ） が開かれます。暖かい季節にはMQ前でミニゴルフを楽しめる「MQアモーレ」、主庭の「MQ夏の舞台」（入場無料！）がお待ちしています。季節ごとのプログラムを事前にチェックしましょう！

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MQツアー

• 概要＆建築ツアー－ミュージアム・クォーター・ウィーンの秘密： 概要ツアーでは世界最大級の文化エリアと多様な文化プログラムについて、ワクワクするような視点をご紹介します。（毎週土曜日14時ドイツ語、15時英語：ドイツ語、フランス語、イタリア語＆ハンガリー語、グループごとに予約が可能です）
• エルラッハのフィッシャーの建築による皇帝宿舎－厩舎からミュージアム・クォーターへ： エルラッハ出身のバロック建築科ヨハン・ベルンハルト・フィッシャーはかつて、600頭の馬のためにこの建物群を建築しました。文化エリアへの発展の様子について知りたい人におススメです。（毎週第1土曜日16時ドイツ語：ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語＆ハンガリー語、グループごとに予約が可能です）
• 帝都の皇帝宿舎－ハプスブルク家のビジョン： このツアーではミュージアム・クォーターのかつての姿、所謂「皇帝宿舎」について詳しく知ることができます。（ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、グループごとに予約が可能です）
• ミート・ザ・アーティスト－MQアーティスト・イン・レジデンスとのツアー＆対話： 60名の国内外の芸術家がMQに住み、創作活動を行っているスタジオを特別に公開しています。（ドイツ語、英語、グループごとに予約が可能です）

価格情報

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MQ・ゴーズ・グリーン

ミュージアム・クォーターは「MQ・ゴーズ・グリーン」のモットーの元、歴史的なこの場所の未来のために行動を開始しました。2030年までに気候中立の達成を目指し、3つの方針が立てられました：エリアの緑化、資源を無駄にしない経営、そして環境、永続性にフォーカスをあてた芸術プロジェクト。2023年からMQエリア全体で木や植物が少しずつ増えています。