22.シェーンブルンのサマーナイト・コンサート
過去の関連記事
このページのコンテンツはアーカイブ化されており、最新情報でない場合がございます。
サマーナイト・コンサートでは、シェーンブルン宮殿を囲む広い庭園を舞台に、ウィーン・フィルが世界最高レベルの演奏を披露します。このイベントは2004年以来、既にウィーンの伝統となっています。この野外クラシックコンサートは、ウィーン・フィルによる注目の年間行事のひとつです。同楽団が毎年元日に音楽を通じて新年の挨拶を世界に届ける、あのニューイヤーコンサートと肩を並べるイベントです。
ソヒエフとベチャワの音楽の祭典
2025年のサマーナイト・コンサートで指揮棒を振るのは初登場のマエストロ、トゥーガン・ソヒエフ。ウィーン、ベルリン、ミュンヘンのフィルハーモニー管弦楽団、ドレスデンとベルリンのシュターツカペレ、またニューヨーク・フィルハーモニックのような著名なオーケストラを頻繁に指揮しています。ソヒエフは2022年までトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督、そしてボリショイ劇場の音楽監督兼首席指揮者を務めていました。
ウィーン少年合唱団 がシェーンブルンのサマーナイト・コンサートに出演するのも初めてのことです。
テノール歌手ピョートル・ベチャワはソリストとして三曲のアリアを歌います-ジョルジュ・ビゼー《カルメン》、ジャコモ・プッチーニ《トゥーランドット》、そしてエメリッヒ・カールマンのオペレッタ《伯爵令嬢マリツァ》。
誰も寝てはならぬ&花の歌
今年のプログラムではオペラやオペレッタのメロディに焦点が当てられています。音楽的にヨーロッパの様々な風景や雰囲気を魅せてくれることでしょう。今年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、オットー・ニコライのオペラ 《ウィンザーの陽気な女房たち》 序曲を演奏します。 ハウス・デア・ムジーク 25周年を記念して。2000年-オーケストラの創設者オットー・ニコライのかつての住居に-ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の博物館が開かれ、そこにオーケストラの歴史的なアーカイブが移されました。
全曲目
- >> 月10日にグラーツで起きた学校襲撃事件に深い衝撃を受けたウィーン・フィルは、プログラムを変更する。ヨハン・セバスティアン・バッハの『エア』から始まる。その後、1分間の黙祷が捧げられる。<<
- ジャック・オッフェンバック:オペラ《ラインの妖精》よりエルフの合唱「こちらで歌って踊りましょう」
- ジョルジュ・ビゼー:《アルルの女》第2組曲より「ファランドール」
- ジョルジュ・ビゼー:オペラ《カルメン》第3幕への前奏曲
- ジョルジュ・ビゼー:オペラ《カルメン》よりドン・ホセのアリア「おまえが投げたこの花を」(花の歌)
- ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》より花のワルツ、op.71
- エドヴァルド・グリーク:《ペール・ギュント》第1組曲「朝」、op.46
- アントニン・ドヴォルザーク:スラブ舞曲第1番、op.46/1
- ピエトロ・マスカーニ:オペラ《カヴァレリア・ルスティカーナ》より間奏曲
- ジャコモ・プッチーニ:オペラ《トゥーランドット》カラフ王子のアリア「誰も寝てはならぬ」
- カミーユ・サン=サーンス:オペラ《サムソンとデリラ》よりバッカナールの踊り、op.47
- エクトル・ベルリオーズ:オペラ《ファウストの劫罰》よりハンガリー行進曲、op.24
- オットー・ニコライ:オペラ 《ウィンザーの陽気な女房たち》 序曲
- エメリヒ・カールマン:オペレッタ《伯爵令嬢マリツァ》タシロ伯爵の歌「夜になり」(「ウィーンによろしく」)
夢のようなひととき
オーケストラのステージと鑑賞エリアがあるのはバロック様式の庭園のちょうど真ん中、シェーンブルン宮殿とグロリエッテに挟まれた、まさに異空間です。幻想的な雰囲気とクラシック音楽のマジックで、会場に訪れた人々にとっても、またテレビの前の何百万人もの視聴者にとっても、この夏の夜のコンサートは忘れられないものとなることでしょう。
代替テキストを表示
マエストロ、アンドリス・ネルソンスがシェーンブルン宮殿公園の野外ステージで、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮し、ドミートリイ・ショスタコーヴィチの「ワルツ第2番」を演奏。何千人もの聴衆が見守る中、背景にはシェーンブルン宮殿がそびえる。
22.ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のサマーナイト・コンサート2025
2025年6月13日金曜日20時45分
入場無料(チケット不要)
指定席なし
シェーンブルン宮殿庭園から世界に向けてテレビ中継
ORF2:21時20分より時差放送
3sat:翌日(2025年6月14日)20時15分より録画放送
それぞれの国において放送時間が異なります。各国の放送予定をご確認ください。
- Maxingstraße, 1130 Wien
- office@bundesgaerten.at
- http://www.bundesgaerten.at
営業時間
- 毎日, 06:30 - 19:00
- 毎日, 06:30 - 20:00
- 毎日, 06:30 - 21:00
- 毎日, 06:30 - 20:00
- 毎日, 06:30 - 19:00
- 毎日, 06:30 - 17:30
バリアフリー
盲導犬同伴可
Sightseeing-train through the palace park with hydraulic auto-lift for wheelchairs. Daily between 10 am and 6 pm from mid March until the end of October. Reduced price for wheelchair-users.
Daily until dusk, some sights only accessible through gentle climbs and over gravel paths.