シェーンブルン動物園のかわいい赤ちゃんたち
シェーンブルン動物園で最近生まれた赤ちゃんといえば、コアラです。ウィーンでのコアラの繁殖は、これで2度目です。4月にほとんど気づかれることなく誕生し、だんだんと周囲の環境に慣れてきた様子です。コアラの赤ちゃんは、約6か月間お母さんの袋の中で育ちます。
動物園では、2022年だけで実に多くの動物の赤ちゃんが誕生しました。1月にキリンのメスの赤ちゃん「アマリ」が生まれ、春にはホッキョクオオカミが4匹、そして6月にオタリアのオス1頭が誕生した後、とくに来園者の人気を呼んでいるのがオランウータンのメス「ケンダリ」です。好奇心旺盛なカピバラの赤ちゃんたちも、かわいくてたまりません。また、珍しいダマガゼルの繁殖に成功し、2頭の赤ちゃんが無事に誕生したことも動物園の自慢です。
動物園はここ数年ベビーラッシュに沸きましたが、子どもたちはあっという間に成長してしまいました。そうした中、今年も新たにたくさんのかわいい赤ちゃんが生まれ、ますますにぎわっています。
最先端の設備
シェーンブルン動物園は最先端の施設を完備し、世界で最も近代的で理想的な動物園のひとつとして知られています。2022年には、ヨーロッパのベスト動物園に選ばれました。調査研究機能を併せ持つヨーロッパ29か国126か所の動物園を抑えて勝ち取った、6回目の栄誉です。動物の檻はゆったりとスペーシャス、しかも可能な限り自然の状態に近い環境です。アムールトラやコアラからインドサイまで700種以上の動物たちが飼育されています。ハイライトとしては広い熱帯雨林ハウス、南アメリカ・エリア、オランウータンの住むオラン・ジェリーなどがあります。2010年春には自然体験ルートが新設されましたが、シェーンブルン動物園では毎年新しい施設やアトラクションが生まれています。2014年5月からは、シロクマが再びシェーンブルン動物園に登場しています。「フランツ・ヨーゼフ・ランド」と呼ばれるエリアは1700 m²の広さで、シロクマにも十分なスペースを提供しています。ここでは初めて、シロクマの潜水を観察することもできます。
2017年5月、キリンパークが新設オープンし、ウィンターガーデンのギャラリーでキリンと間近で対面できるようになりました。隣接する東アフリカ館にはコビトマングースやセグロコサイチョウ、ジサイチョウ属が観察できます。ジサイチョウ属は1.770 m²におよぶ広大な屋外施設でキリンたちと共存しています。2018年の夏に完成した広大な屋外プールでは、水浴を楽しむカバたちの姿が見られます。動物園が創立270周年を迎えた2022年夏には、ライオン舎とふれあい広場が新たにオープンしました。
毎年、様々な動物のため、広々とした生活エリアや飼育舎が新設オープンしていますが、歴史的建築は大切に保存されています。シェーンブルン動物園もユネスコ世界遺産に含まれています。マリア・テレジアの夫君皇帝フランツI世(シュテファン・フォン・ロートリンゲン)が、シェーンブルン宮殿庭園に新設したメナジェリー(小動物園)を貴族たちに披露したのは1752年の夏のことでした。以来、今日に至るまでシェーンブルン動物園は世界最古の動物園として世界中からの訪問者で賑わっています。
シェーンブルン動物園 入口ヒーツィング門/ヒーツィンガーハウプトシュトラーセ
Schönbrunner Schlosspark1130 Vienna
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ウィーンカード
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ウィーンカード 優待
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Additional information on the offer: Standard ticket price: 26€ / Savings: 4€
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営業時間
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1月
- 毎日, 09:00 - 16:30
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2月
- 毎日, 09:00 - 17:00
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3月
- 毎日, 09:00 - 17:30
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4月
~
9月
- 毎日, 09:00 - 18:30
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10月
~
12月
- 毎日, 09:00 - 16:30
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1月
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バリアフリー
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メインエントランス
- 段差なし (片開き戸)
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駐車場 メインエントランス
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身障者用駐車スペースあり
at Elisabethallee, entrance Tirolerhof
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身障者用駐車スペースあり
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その他
- 盲導犬同伴可
- バリアフリーの入口付き障害者用トイレあり
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障害者向け特別サービス
Tours for visitors with disabilities and special needs on request.
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注記
Access to buildings and enclosures without steps or via ramp.
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メインエントランス